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モウ・チン・モデル(毛様体-チン小帯 モデル)
作業時間:1日(接着剤の固まる時間がほとんど)
■ はじめに ■
- レンズの厚さの調節について、毛様体とチン小帯の関係を示す教具です。教具にするほどのものではないかもしれませんが、まずは試してみるというのが理科の醍醐味ですので、毛様体・チン小帯モデルをつくってみました。
■ 用意するもの ■
- 軟式テニス用ボール(レンズのつもり)・・・形を維持できる程度まで空気を抜く
- たこ糸、接着剤
- 輪ゴム(チン小帯のつもり)
- サッシなどに使われる軟質のひも?(毛様体のつもり)
■ 方法 ■
- 使い古しの軟式テニスボールです。新しいものでもよいですが、経費削減のため部活動の生徒から使い古しを分けてもらいました。
- たこ糸を接着剤で接着していきます。ただし、べったりとつけるのではなく、点線状に接着します。
- たこ糸に輪ゴムを取り付けていきます。
- 輪ゴムに、毛様体のつもりである白色のひも(?)をくぐらせます。これで完成です。
- 白いひもを毛様体と見立てて、毛様体が弛緩した状態を表すために、白いひもを大きなわっか状にします。すると、輪ゴム(チン小帯のつもり)が引っ張られます。毛様体の弛緩→チン小帯の緊張→レンズが扁平、というはずですが、レンズに見立てたテニスボールはそんなに弱くないのであんまり変化していません^^;
- 今度は逆に、毛様体の収縮を表すために、白いひもで小さなわっかをつくります。すると、毛様体の収縮→チン小帯の弛緩→レンズが球状、という予定でしたが、レンズに見立てたテニスボールはあまり変化していません^^;
■ コメント ■
- レンズの厚さまで調節できたら良かったのですが、まずは毛様体とチン小帯の関係がわかればいいので、OKです。生徒が学ぶときに、「毛様体の収縮」と「チン小帯の緊張」がイコールになってしまうのを防げれば、それで十分です。
- 制作費は600円です。といっても、購入したのは白いひも状の素材だけで、あとはあり合わせでつくりました。
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