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高校1年生の進路指導
LHRで行った進路指導の資料の紹介です。


■ はじめに ■
  • 日本にはどれくらいの高校生がいるのか?そして、どのような進路を選択しているのか?さらに、就職後の給料はどうなっているのか?などを説明し、進路について考えてもらいました。
  • これらを説明していく上で、フリーターやニートが圧倒的に不利なんだということを知ってもらいます。幸い、私の担任するクラスの子たちで、「フリーターでいい」という子はいないので、一定の効果はあったと思います。


■ 指導資料 ■
  • 説明がよく理解できるように、書き込み用の資料を用意しました。
     ---> こちら(pdfファイル)


■ 日本にはどれくらいの高校生がいるの? ■
  • 日本の高校生は約350万人です。
    平成18年度の高校生、および小中学校の児童生徒数は次の通りです。(専攻科などは示していません。)
    単位:万人 男子 女子
    小学校 1学年 118.2 60.5 57.7
    2学年 120.0 61.3 58.6
    3学年 119.1 60.9 58.2
    4学年 120.1 61.4 58.7
    5学年 118.2 60.4 57.8
    6学年 123.2 63.0 60.2
    中学校 1学年 118.8 60.7 58.1
    2学年 120.0 61.4 58.6
    3学年 121.4 62.1 59.3
    高校 1学年 116.6 59.2 57.5
    2学年 114.1 57.8 56.3
    3学年 116.2 58.8 57.4
    4学年 1.6 1.0 0.6
    ▲文部科学省「学校基本調査」より


■ 高校生は増えている?減っている? ■
  • 減っています。下のグラフのように過去最高の平成元年に比べると、約214万人も減っています。

    ▲文部科学省「学校基本調査」より


■ 高校生の進路で多いものは? ■
  • 1番多い進路は、大学進学です。詳細は次の通りです。
    単位:万人 大学等 専修学校 公共職業能力
    開発施設等
    就職者 一時的な仕事 その他 死亡・不詳
    合計 117.2 57.8 29.1 0.8 20.9 1.9 6.6 (140人)
    男子 59.4 28.6 14.0 0.7 12.1 0.7 3.3 (85人)
    女子 57.7 29.2 15.0 0.1 8.7 1.2 3.4 (55人)
    ▲文部科学省「学校基本調査」より


    ▲上の表をグラフ化したもの


■ 科別での進路状況はどうなの? ■
  • やはりというか、普通科の進学者は多いです。また、専門科は就職に対する意識がよりはっきりしているのが読み取れます。
    単位:人 大学等
    進学者
    専修学校 公共職業
    能力開発
    施設等
    入学者
    就職者 一時的な
    仕事に
    就いた者
    その他 死亡
    ・不詳
    の者
    普通 857,958 496,478 216,201 4,131 77,621 13,338 50,090 99
    農業 31,619 4,142 7,670 882 16,419 819 1,677 10
    工業 97,232 16,091 18,328 1,859 55,885 1,516 3,549 4
    商業 87,085 19,679 23,777 391 36,659 1,886 4,676 17
    水産 3,393 454 545 71 2,130 64 129 0
    家庭 17,441 3,756 5,019 39 6,606 478 1,540 3
    看護 4,299 3,419 476 0 248 22 134 0
    情報 281 151 55 7 53 1 14 0
    福祉 1,760 380 442 5 785 46 102 0
    その他 33,003 21,118 6,649 84 2,704 271 2,176 1
    総合学科 37,430 12,426 11,817 409 9,705 790 2,277 6
    ▲文部科学省「学校基本調査」より


■ 都道府県別での進路状況はどうなの? ■
  • 詳細は次の通りです。自分の県はどうなのか確認しましょう。
    単位:人 大学等
    進学者
    専修学校 公共職業
    能力開発
    施設等
    入学者
    就職者 一時的な
    仕事に
    就いた者
    その他 死亡
    ・不詳
    の者
    北海道 52,690 20,006 16,400 380 10,397 567 4,933 7
    青 森 15,251 5,831 3,163 368 4,669 132 1,088 0
    岩 手 14,283 5,309 3,694 223 4,378 110 568 1
    宮 城 23,597 9,557 6,463 276 5,700 379 1,211 11
    秋 田 11,333 4,658 2,586 71 3,573 34 411 0
    山 形 12,831 5,455 3,067 215 3,670 92 331 1
    福 島 22,449 8,868 5,539 327 6,590 225 898 2
    茨 城 29,584 13,648 7,396 265 6,185 647 1,441 2
    栃 木 21,547 10,744 4,443 256 4,610 401 1,091 2
    群 馬 18,818 9,079 5,343 118 3,175 209 894 0
    埼 玉 57,299 28,759 16,070 185 7,871 1,147 3,266 1
    千 葉 50,280 24,213 14,967 178 6,822 1,498 2,600 2
    東 京 102,641 60,568 24,150 285 7,122 1,728 8,772 16
    神奈川 64,729 34,939 16,266 281 6,155 1,659 5,429 0
    新 潟 24,616 10,789 7,744 284 4,470 229 1,100 0
    富 山 9,955 5,115 2,500 170 1,948 44 178 0
    石 川 11,077 5,749 2,552 119 2,276 36 345 0
    福 井 8,380 4,565 1,774 55 1,708 62 212 4
    山 梨 9,585 5,104 2,533 101 1,535 110 200 2
    長 野 20,533 9,828 6,372 166 3,110 206 851 0
    岐 阜 20,591 10,638 4,286 111 4,846 219 491 0
    静 岡 37,413 18,953 7,706 162 8,318 340 1,927 7
    愛 知 63,715 35,463 12,948 108 11,850 728 2,614 4
    三 重 18,057 8,972 3,508 30 4,565 237 743 2
    滋 賀 13,225 7,084 2,845 105 2,232 324 635 0
    京 都 24,257 14,865 5,130 90 2,364 532 1,275 1
    大 阪 72,060 38,950 16,945 161 8,778 2,441 4,770 15
    兵 庫 49,735 27,845 11,405 164 7,182 1,168 1,961 10
    奈 良 13,122 7,349 3,101 16 1,439 302 915 0
    和歌山 10,658 5,097 2,639 62 2,077 136 645 2
    鳥 取 6,240 2,675 1,723 71 1,497 85 177 12
    島 根 7,701 3,394 2,036 98 1,770 69 334 0
    岡 山 19,657 9,986 4,048 145 4,157 217 1,104 0
    広 島 26,262 14,923 6,430 213 3,485 255 953 3
    山 口 13,696 5,630 3,618 107 3,742 133 466 0
    徳 島 7,745 3,876 1,811 87 1,594 68 309 0
    香 川 9,567 4,681 2,439 134 1,609 80 624 0
    愛 媛 14,576 7,361 3,436 28 3,129 81 541 0
    高 知 7,463 3,042 2,477 83 1,297 81 482 1
    福 岡 46,565 22,468 12,275 202 8,409 729 2,480 2
    佐 賀 9,825 4,084 2,251 76 3,026 94 294 0
    長 崎 16,630 6,545 4,014 248 4,802 109 912 0
    熊 本 19,134 7,246 5,238 171 5,394 237 830 18
    大 分 12,415 5,536 2,982 75 3,305 78 438 1
    宮 崎 12,520 5,131 2,687 143 3,911 113 530 5
    鹿児島 20,274 7,830 5,447 370 5,462 242 921 2
    沖 縄 16,920 5,686 4,532 295 2,611 618 3,174 4


■ 最近の大学卒業後の就職率はどうなっているの?
  • 次の通りで、全体的には就職率は下がり続けましたが、近年景気回復の影響を受けたためか、少しずつ上昇しています。一方、就職率とは反対の動きを続けていた無職率ですが、今後どのように変化するのかは素人には予想しづらいですね。

    ▲文部科学省「学校基本調査」より


■ 初任給はどれくらい? ■
  • 最終学歴によって下のように異なります。
    最終学歴 初任給(円)
     男  大学院修士課程修了 224,600
     大卒 199,800
     高専・短大卒 171,200
     高卒 157,600
     女  大学院修士課程修了 226,000
     大卒 190,800
     高専・短大卒 166,800
     高卒 149,400
    ▲厚生労働省『賃金構造基本統計調査』より


■ フリーターと正社員で収入の差はあるの? ■
  • 就職後のことを考えてみましょう。例えば、ある夫婦の就労条件(正社員,パート)によって年収がどのくらいに開くのかをグラフにしました。
  • 当たり前かも知れませんが、正社員は年齢や勤務年数とともに会社における責任も増す代わりに年収も上がります。一方、パートはほとんど変化しません。また、年収の格差は年代とともに広がります。
  • 生涯賃金については次の通りです。
    1. 正社員 2億800万円
    2. 常用の非正社員 1億430万円
    3. パート労働者 4600万円

    ▲内閣府「国民生活白書」より


■ フリーターと正社員の年収の計算をしましょう。 ■
  • フリーターのフーくんの場合
    時給1000円のバイトで8時間、月に24日(週休1日)で1年間働くと?
     →1000円×8時間×24日×12ヶ月=約230万円
        さらに230万から税金を差し引くと、およそ216万円
  • 高校卒業後、就職したばかりの正くんの場合
    給料16万円 月に20勤務(週休2日)で1年間勤務。夏と冬にボーナス1.2ヶ月分
     →16万円×12ヶ月+15万円(夏)+15万円(冬)=約230万円
        さらに230万円から税金を差し引くと、およそ216万円

    ※上記の税金は概算です。実際にはもっと複雑です。

  • おや?フリーターも正社員も変わらないのでは?と思うのは浅はかです。数あるうちのいくつかについて説明しましょう。
  • まず、フーくんと正くんの大きな違いは、「未来への投資」があるかないかです。例えば、フリーターのフーくんは年金を払います。同様に正くんも払いますが、実は正くんが払う額と同じ額を会社が負担しています。したがって、もし正くんが1万5000円を年金に払うと、処理上では約3万円払ったことになります。当然年金も多くもらえるという訳です(これを厚生年金といいます)。
  • また、上の条件で、正くんの方が休みが多いのに、さらに有給休暇を利用すれば、給料はそのままで数日休めるのです。
  • 例えば、この二人が仕事を辞めたとします。すると、フーくんの収入は0になりますが、正社員だった正くんは、勤続年数によって異なりますが退職後しばらくお金をもらえます(会社が雇用保険に入っていることが条件)。
  • さらに正社員のメリットは昇給です。アルバイトでも時給が段々上がっていくというのはありますが、正社員の昇給に比べれば微々たるものです。上のグラフで、年収に差が出るのはこの昇給の差によるところが大きいのです。
  • 正社員の給料は右肩上がりで上がっていきますが、もちろん相応の責任(仕事の立場や内容など)はついてきます。しかし、その責任を果たせるようにしていくのは会社の使命でもあります。「会社やその人たちに期待されるのが苦手」と思って控えめな人は、「頑張るから、自分のことを育ててくれよ」という気構えでやっていけば、自然に将来会社から頼りにされる人になれますよ。


■ 同じ会社でずっと働いたら給料は上がりっぱなしなの? ■
  • 基本的には上がります。しかし、企業やさまざまな条件によって異なります。私は教師で、地方公務員ですが、ある一定条件(年齢等)に達すると昇給(給料アップ)しなくなります。通常55~60歳までは右肩上がりに給料はアップし、60歳で定年退職し再雇用されると給料は下がります。

    ▲msnマネー「日本人の生涯給料」より


■ 定年退職後になぜ働くの?年金がもらえるんじゃないの? ■
  • 残念ながら現行の法律では、年金は65歳からしかもらえません。だから定年退職すると60歳~65歳まで収入が無くなってしまいます。
  • 60歳から年金を受給できるようにすることも可能ですが、その場合、65歳から受給する人に比べ受給額が少なくなり、これは亡くなるまで続きます。
  • したがって、「老後は年金生活でなんとかなるじゃん」などと安易に考えることはできません。


■ 「ジニ係数」って何? ■
  • さて、正社員とパートでは年収に相当の差ができることは前に紹介しましたが、このような所得格差は段々拡大する傾向があります。以前はアメリカの所得格差が大きかったのですが、最近では日本も随分格差が目立ってきています。主に所得分配の不平等さを測る指標として「ジニ係数」というものがあります。
  • 1936年、イタリアの統計学者コッラド・ジニによって考案されたもので、係数の範囲は0から1です。係数の値が0に近いほど格差が少なく、1に近いほど格差が大きい状態であることを意味します。
  • 0は全員が同じ所得を得ている状態、1はすべての所得を一人が独占している状態となります。(普通、そのような国はあり得ないでしょうけど)


■ 日本は世界に比べて格差が大きいの? ■
  • 世界の中で見ても大きい方でしょう。(これが良いか悪いかは言えません)
  • 付け加えると、オーストラリアは0.31ぐらいで、カナダ0.3ぐらいです。実は1999年のときは、日本は0.27程度だったのでカナダよりも低かったのですが、現在はかなり高い水準にきています。
  • 個人的な意見ですが、格差があることに違和感はありませんが、他の国よりも急激に格差が拡大しているのはまずいのではないかと思います。
    (参考文献 総務省統計局「全国消費実態調査トピックス」)

    ▲三浦展「下流社会」より


■ 年齢によって格差は一緒? ■
  • 実は調べてみると、定年退職の年齢あたりから格差が拡大しています。

    ▲厚生労働省「報道発表資料 政策統括官」より


■ 格差が広がっているならいっぱい儲けられる方がいい。儲かる業種は何? ■
  • 儲かるのと、やりがいのある仕事は別かも知れませんが、生涯賃金ランキングは次の通りです。
  • ここでいう生涯給料とは、新卒(22歳)から定年(60歳)まで同じ会社に働き続けた場合に得られる収入の合計を指します。
    業種 業界平均 (万円)
    1 放送業 44,287
    2 石油・石炭製品 29,104
    3 海運業 26,670
    4 空運業 26,214
    5 証券業 25,944
    6 電気・ガス業 25,407
    7 情報・通信業 25,299
    8 医薬品 24,422
    9 不動産業 23,733
    10 保険業 23,179
    11 その他金融業 23,125
    12 倉庫・運輸関連業 22,522
    13 鉱業 22,177
    14 銀行業 22,152
    15 鉄鋼 21,970
    16 電気機器 21,849
    17 化学 21,807
    18 卸売業 21,468
    19 輸送用機器 21,209
    20 建設業 21,205
    21 精密機器 21,138
    22 機械 21,082
    23 パルプ・紙 20,418
    24 非鉄金属 20,395
    25 金属製品 19,773
    26 食料品 19,646
    27 サービス業 19,494
    28 陸運業 19,271
    29 ガラス・土石製品 19,234
    30 ゴム製品 19,216
    31 その他製品 18,914
    32 繊維製品 17,825
    33 小売業 17,634
    34 水産・農林業 17,442
    ▲参考文献 週刊東洋2006年5月13日号


■ 給料の高い会社はどこ? ■
  • 年間給料ランキングの一覧を示します。生涯給料では、若干の変動はありますが、概ねこれらと同じ会社がランクインしています。一応1000社以上のランキングがありますが、1~50位と950~1000位を示しました。
  • 生涯給料ではキーエンスという会社がトップで約6億円。逆に低い会社では生涯給料約8000万円ですが、従業員のほとんどが子育てを終えた主婦という事情もあるようです。
    順位 社名 生涯給料 30歳年収例 平均年間給与
    1 朝日放送 57,570 1,001 1,587
    2 フジテレビジョン 57,243 995 1,574
    3 プリヴェチューリッヒ企業再生グループ 53,869 1,127 1,551
    4 スパークス・アセット・マネジメント投信 54,396 1,101 1,528
    5 日本テレビ放送網 51,911 902 1,431
    6 ダヴィンチ・アドバイザーズ 52,983 1,197 1,389
    7 テレビ朝日 47,308 822 1,365
    8 キーエンス 61,532 1,287 1,344
    9 電通 45,397 1,026 1,335
    10 三菱商事 43,594 884 1,334
    11 三井物産 43,537 883 1,299
    12 住友商事 42,688 866 1,290
    13 博報堂DYホールディングス 40,345 911 1,271
    14 マネックス・ビーンズ・ホールディングス 41,666 844 1,257
    15 ジェイ エフ イー ホールディングス 40,503 853 1,246
    16 アストマックス 40,627 823 1,219
    17 BSL 41,251 837 1,194
    18 伊藤忠商事 39,920 810 1,194
    19 アセット・マネジャーズ 41,009 926 1,190
    20 ケネディクス 40,035 904 1,190
    21 パシフィックマネジメント 47,479 1,012 1,183
    22 新日本石油 42,006 831 1,142
    23 新日鉱ホールディングス 37,787 747 1,141
    24 角川グループホールディングス 36,221 702 1,116
    25 アドバンテスト 39,571 828 1,112
    26 三菱UFJフィナンシャル・グループ 36,939 748 1,112
    27 商船三井 41,077 713 1,093
    28 エーザイ 36,218 719 1,093
    29 川崎汽船 39,589 687 1,091
    30 セキュアード・キャピタル・ジャパン 38,297 865 1,091
    31 双日 37,375 758 1,090
    32 シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ 42,152 898 1,086
    33 ドリームインキュベータ 42,143 952 1,083
    34 野村ホールディングス 34,237 693 1,083
    35 野村総合研究所 44,061 853 1,079
    36 三菱ケミカルホールディングス 34,458 685 1,077
    37 アクセル 41,185 861 1,072
    38 丸紅 35,140 713 1,067
    39 三井不動産 34,248 730 1,037
    40 昭和シェル石油 33,867 670 1,032
    41 武田薬品工業 34,375 683 1,030
    42 日本郵船 36,650 636 1,023
    43 大和証券グループ本社 32,702 662 1,022
    44 エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ 32,677 693 1,015
    45 T&Dホールディングス 32,276 677 1,015
    46 三井トラスト・ホールディングス 32,104 650 1,008
    47 東急不動産 32,414 691 1,003
    48 みずほフィナンシャルグループ 31,913 646 1,002
    49 三菱地所 32,950 702 998
    50 東京建物 33,519 714 991

    順位 社 名 生涯給料 30歳年収例 平均年間給与
    951 ネットプライス 23,008 542 538
    952 ユナイテッドアローズ 22,703 534 538
    953 ナフコ 19,523 460 537
    954 パソナ 22,580 510 535
    955 マクロミル 29,003 562 534
    956 グローバルダイニング 23,251 547 533
    957 オプト 24,558 555 532
    958 まぐクリック 23,583 533 531
    959 ユニバーサルホーム 21,928 495 531
    960 ゴルフダイジェスト・オンライン 20,654 486 531
    961 サンゲツ 24,548 498 530
    962 レッグス 22,902 517 530
    963 魚力 19,816 466 528
    964 シチエ 22,772 514 527
    965 ユーラシア旅行社 22,383 506 527
    966 光通信 27,791 538 526
    967 総合医科学研究所 22,088 499 525
    968 スリーエフ 19,646 462 525
    969 キャリアデザインセンター 24,507 554 523
    970 ゲンダイエージェンシー 23,637 534 521
    971 サイゼリヤ 22,562 531 519
    972 トランスジェニック 21,499 486 519
    973 グリーンホスピタルサプライ 24,173 490 517
    974 ラウンドワン 23,149 523 516
    975 パソナテック 21,969 496 515
    976 ステップ 21,600 488 515
    977 ケーユー 19,855 467 512
    978 ソフトウェア・サービス 28,538 553 511
    979 ニッコウトラベル 21,687 490 509
    980 ニトリ 21,408 504 509
    981 テレウェイヴ 25,377 515 508
    982 クオール 19,542 460 507
    983 キタムラ 19,386 456 506
    984 日本トイザらス 20,473 482 504
    985 京進 21,526 486 503
    986 TRNコーポレーション 22,458 529 501
    987 ダイワボウ情報システム 24,401 495 500
    988 クラウディア 20,154 480 500
    989 コナカ 20,442 481 497
    990 松屋フーズ 20,931 493 496
    991 カーチス 23,640 480 495
    992 アプライド 21,910 516 494
    993 王将フードサービス 21,686 511 492
    994 プライム・リンク 20,243 477 489
    995 ひらまつ 21,909 516 487
    996 トラスト 19,971 470 487
    997 ガイアックス 29,158 565 485
    998 スターティア 24,394 495 484
    999 青山商事 21,227 500 482
    1000 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション 20,255 477 480
    ▲参考文献 週間東洋経済5月13日号


■ 最後に ■
  • 高い給料と仕事のやりがいは同じではありません。釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいにそこそこ仕事をして、そこそこ給料をもらって、全力で趣味に興じるという生き方を目指すのは個人の自由ですが、そこで注意したいのは、日本の格差社会が拡大しているということ。
  • これまでBMWやベンツ,アウディなどといった外国車に圧されていた高級車市場にレクサス(トヨタの高級車ブランド)が参入したこともあって、高級車市場がますます活気を帯びています。みんなが裕福になったのかというとそうでもありません。実は高級車が売れる一方で、販売数が多いのは軽自動車ばかりという現状。中間の価格の車種があまり売れていないのです。
  • ある東京のデパート地下売り場で、リンゴが1個1,575円、柿1個1,260円の売れ行きが好調だったということがありました。また、分譲マンションの管理で、高級マンションの居住者が組織する管理組合はホテル並みのサービスを要求し、一方の一般のマンション管理組合はできるだけ経費の節減を図ろうとする傾向が出ているといいます。
  • 今日本は、給料や、購入する車、嗜好、サービスなどで二極化が進んでいます。浜ちゃんみたいに「そこそこ仕事をして、そこそこの給料を!」などと望んで、これまで暮らしのレベル「上中下」の「中」にいられた時代は終わりを告げようとしています。二極化時代の流れの中で、「上」か「下」という選択を迫られたら、高校生諸君はどちらを選択するのだろう?
  • できるだけ早く、面白そうな(やりがいのある)仕事を見つけ、それに向かって準備をしなくてはいけませんね。