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所得金額別世帯数のグラフ(H17)

平成17年度の平均年収のグラフです。そこで注意したいのが、「平均値」。
普通「平均」というと「真ん中」というイメージがありますが、正しくはありません。



■ はじめに ■
  • 冒頭にも書いたとおり、「平均」とはデータの特徴を表す代表的な指標ですが、「真ん中」を示すものではありません。
  • 例えば、年収の場合、ほとんどの人の年収が数百万円でも、数億稼ぐ人が数人いるだけで平均値が大きく跳ね上がってしまうということになります。そこで、中央値(メジアン)の登場です。
  • メジアンとは、すべてのデータを小さい順から大きい順に並べ、ちょうど真ん中に位置するデータのことをいいます。調査の種類によっては、平均値と中央値を示すことにより、より実態が掴みやすくなるということで、年収もその一例です。


■ 結果 ■
  • 平成17年度のグラフ

  • 平成16年度と平成17年度との比較
    年収 H16 H17
    ~100 5.9 6.6
    ~200 11.6 12.1
    ~300 11.3 11.9
    ~400 12.2 12.2
    ~500 11.2 10.9
    ~600 9 8
    ~700 8.4 6.7
    ~800 6.5 5.9
    ~900 5.8 5.9
    ~1000 3.9 4.6
    ~1100 3.5 3.8
    ~1200 2.5 2.6
    ~1300 2 2.2
    ~1400 1.4 1.5
    ~1500 1.1 1.3
    ~1600 0.9 0.7
    ~1700 0.6 0.7
    ~1800 0.4 0.6
    ~1900 0.4 0.3
    ~2000 0.2 0.1
    2000~ 1.2 1.3


■ 参考 ■
  • 以下は「Yahoo!Japan週間特集vol.15」より引用

    「年収妥協ライン」はズバリ400万円
     下のデータを見てみると、女のコが結婚相手に求めるものは「性格」「価値観」「愛情」の3本柱であることが分かる。アレ?お金はいいの? と、ちょっと拍子抜けかと思いきや、しっかり5位に「経済力」がランクイン。今も昔も女性の結婚条件に欠かすことのできない重要なファクター「経済力」だが、それってどのくらいの収入のことを指すのだろうか? かつてバブル期における結婚相手への条件の中で、最も時代を象徴していたのが、年収額の「最低1000万円以上」という強気な数字だった。これは冗談ではなく、当時の若い女性たちは、本気でそうした高収入の男と結婚することを夢見ていたのである。結婚が夢と直結していたとも言える。
     しかし時代は変わり、就職氷河期や格差社会でシビアな金銭感覚を養いつつある彼女たちは、自分の収入以外で「今ある生活水準をキープできる額」を稼ぐ男であれば妥当と考えているようだ。その額とは「年収600万円以上」。
     しかし現実には25歳~39歳の男性労働人口で、年収600万を超えるのはたったの17%にすぎず、女のコたちは「妥協できる最低ライン」として「年収400万円」を渋々認めている。とはいえ、その400万円さえクリアしているのは独身男性の半数にも満たず、この理想と現実のギャップが晩婚化を進めるのは間違いないようで…。