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「早押し判定機」さらなる改良
作業時間:1日
■ はじめに ■
- 前回で完成したつもりなんですが、一つ問題がありました。それは、QIコネクタの接触不良です。ピンを一箇所に集約し、簡単にはめやすいのが利点だったんですが、一方で、ちょっと引っ張るとすぐに取れてしまったり、一箇所にまとまっているためはめ直すのが面倒だったりという問題点がありました。
- そこで、接続しやすく、簡単には外れない、また、間違った箇所にピンを接続できないように改良しました。要するに、パソコンのファン用電源ケーブルを利用して、「判定機本体」からのケーブルと、「押しボタン」のケーブルの取り外し可能な接続箇所を作りました(下図)。
▼16人の早押し判定が可能ですが、とりあえず15個(本校は3学年×5クラス=15個なので)で試したところ、完璧でした!ただし、15人早押しクイズではなかなか回答権が得られなくてつまらないでしょうけどね!
■ 用意するもの ■
- 早押し判定の2ピンと電源供給の2ピン、計4ピンが必要なので、次のパーツを利用。
品 目 |
単 価 |
個 |
計 |
[ファン用電源延長ケーブル 型番WA-094
(PWM4ピンオス×1→PWM4ピンメス×1、ケーブル長30cm) |
330円 |
16 |
5,280円 |
(→詳細および販売はこちら) |
▼上記延長ケーブルのオス側の端子です。
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■ 方法 ■
- 真っ二つに切断した延長ケーブルを、「早押し判定装置本体」と「押しボタン」から出ているそれぞれのコードに接着します。ハンダも使って完全に固定します。
私の早押し判定装置は、押しボタンにタッチライトを使用しており、「押す」という機能と、早押しされた場合電球が「点灯」するという2役を担っています。そのためには、ピンが4本必要になりますので、今回のファン用電源延長ケーブル(これ以外に適度な端子を持つ4ピンの延長ケーブルが見つかりませんでした)を利用しました。
- 下は、メス側の延長ケーブルを判定機本体側(赤や白)のコードに接着した写真です。ちなみに今回の改良について、「こんな取り外し可能な接続箇所を作らなくてもいいじゃん!」って言う人がいるかもしれませんが、16人分の押しボタンを収納するとケーブルで編み物をしているような状態になってしまいますので、取り外せた方がいいんです。
- 収納ボックスの側面から、取り付けた接続用端子を出しておきます。ここに押しボタンのオスの端子を接続します。端子にちょっとした凹凸があるので、ピンの取り付けを間違うことはありません。
- こんな感じです!ちょっと撮影技術がなくて分かりづらいですが、早押しされた真ん中のボタンだけが光っています。照明がある状態では多少分かりづらいですが、押した人がわかればいいと思えばこの光量でも十分でしょう。
■ さいごに ■
- さて、これで本当に完成です!これ以上本格的にするとすれば、回転灯やらなにやら用意するはめになり、ものすごい金額がかかってくると思うので、これ以上はやりません(^^)
- 前回、学校祭で使用するために作ったものの、新型インフルエンザの流行により学校祭は中止になり、使われずじまいとなった早押し判定機ですが、数ヶ月後、予餞会にて使われる可能性がでてきました。ということで、今回改良をしました。
- 記録上4万円ぐらいかかっている判定機ですが、送料やら購入したけど使わなかったものなどを含めると5万円はかるく超えます。でも、今後イベントなどを計画するときに早押し判定が無くて悩むことはなくなるし、17人以上の早押し判定が必要なケースはないと思いますので、個人的には満足です(^^v)
2010.1.11 記
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