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バドミントン
大人になって始めたバドミントン。ガットの張り方や作者の実践研究(ビデオ)の紹介
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準備するもの
ラケット各部の名称
ストリングの長さ
張り方の概略


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ガットの張り方2
ガット張りに必要なもの,張り方の概略を説明します。


■ 準備するもの ■
  • ストリングマシン
    数万円~数十万円します。前ページ(ガットの張り方1)に紹介したマシンなら5万円程度です。
  • ストリング(ガット)
    スポーツショップで売っています。1回分で10m程度、お金にすると1000円くらいです。
  • ラケット
  • ハサミ
  • ラジオペンチ(あったら楽です)


■ ラケットの各部の名称 ■
  • 下の図を見て、ラケットの各部の名称を確認しましょう。
    バドミントンラケットの名称

  • Headてっぺんの部分
  • Grommet鳩目。糸を通す穴。
  • Throat面の首もと
  • Gripグリップ
  • Grip Tapeグリップテープ
  • Butt Capグリップ部の端
  • Frame骨組み
  • Main Strings縦糸
  • Cross Strings横糸


■ ストリング(ガット)の長さ ■
  • StringもGutも日本語で概ね「弓や弦楽器に張る糸」という意味です。どの様に使い分けるかはよくわかりませんが、おそらく英語名では「ストリング」の方が適切なのでしょう。
  • ラケット1本を張るのに必要なストリングは約10mです。店では1回分10mで1,100円前後で販売しています。
  • ただ、自分で張るのであれば100mや200mのロールで買ってしまった方がお得です。その理由は、
      ①大量に買うので安くなる。
      ②実際には9mちょっとで張れるので、1回分くらいは多く張る余裕がある。
    からです。
  • これから説明するのは、「一本張り」という方法です。
    (ストリングを一本のまま張る方法。対して、2本に分けて張る方法を二本張りと言います。聞いた話だと、ヨネックスでは基本的に二本張りで設計しているとか・・・)
  • 必要なストリングの長さは次の通りです。

  • 下のイラストのようにストリングをバドミントンラケットにあて、ラケット14本分の長さを確保します。メートルに換算すると約9.5mですが、定規を当てるのが面倒なのでラケットを基準にしましょう。
    参考)ほとんどのラケットの全長は約68cmです。
    ラケットでストリングの長さを測る
  • ラケット14本分は必要最低限の長さです。この長さで張ると、最終的に両端がそれぞれ40~50cm程度余ります。しかし、余るといっても分銅で引っ張るためにはこのくらい余っていないと張れませんので、14本よりも短くすると張れない部分ができてしまいます。
    心配ならば15本分くらいあった方が無難です。
  • 100mとか200mで購入している場合、このようにけちれば1回分ぐらい多く張れます。

  • 次に、ストリングの端から5.5本分のところにマジックで印を付けます。
    チェックを付けなくても位置がわかれば構いません。
    (15本分で用意した場合は6本分のところにチェック)
    ストリングの長さ
  • 以後、5.5本分の方をショートサイド、他方の8.5本分の方をロングサイドと呼びます。


■ ストリングの張り方(概略) ■
  • 簡単に概略を説明します。詳細は次のページで。
  • はじめにストリングをバドミントンラケット14本分用意します。ラケット全長は67.5cm。
    (約10mが必要です。)


  • ストリングの一端からラケット6本分のところをA点とし、端から5.5本分のストリングをShort side(短い方)とします。
    当然ながらもう一方はラケット8.5本分でLong side(長い方)となります。


  • まず縦糸を張ります。
    ショートサイドはラケットの左半分、ロングサイドは右半分を、それぞれ中央から外側に向かって縦に張っていきます。
    このとき、A点がフレームヘッド中央になるようにします。


  • 紫色のラインを境に、下をショートサイドのストリングで、上をロングサイドのストリングで張っていきます。
    最後にそれぞれ特別な結び方で結んで完了です。