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大人になって始めたバドミントン。ガットの張り方や作者の実践研究(ビデオ)の紹介
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ガットの張り方3
実際の写真を参考にしながら、ガットの張り方を詳細に説明します。


■ 縦糸の張り方 ■
  • ストリングの準備はできていますか?
    準備ができていない場合は、「ストリングの準備」のページを参照して下さい。
  • ショートサイドは左半分の縦糸、ロングサイドは右半分の縦糸になりますので、下の写真とイラストを参考にストリングを通します。



  • 規定のテンション(張り具合)でストリングを張りながらストリングを通していっても構いませんが、ストリングがかさばるので、あらかじめ緩く縦にストリングを通しておいた方がいいと思います。
  • まず、ロングサイドとショートサイドを分けるマジックのチェックが、ヘッド中央になるようにしてください。このとき、ストリングマシーンでストリングを引っ張るための、40cm程度のたるみを確保して下さい。



  • 以後、穴(Grommet,グロメット)を番号で呼びます。穴の番号は「糸の通し方」を参照して下さい。
  • ショートサイト,ロングサイドのどちらでも構いませんので、どちらかの1番グロメットから通したストリングをクランプで留めて下さい。下の写真中の赤の矢印を参照。
  • グロメットの番号は勝手に付けました。 ---> こちらを参照

  • 1番から挿したストリングをクランプで留めたら、(36番→35番を通して)2番から出ているストリングをストリングマシンで引っ張り、目的のテンションに張ります。

  • 下の写真の赤の矢印は、始めに留めたクランプです。
    黄色の矢印は2番から出ているストリングを目的のテンションに張った後、留めたクランプです。

  • 張り方について、片道一本分ずつ張ったり、一つ跳ばして(往復一本ずつ)張ったりするなどいろいろあると思いますが、私は往復一本ずつ張っています。
  • 注意点としては、フレームの中央から左右外側に向かいながら交互にストリングを張ることです。当然のことですが、ストリングを張る度にフレームは僅かに変形します。正確なテンションで張ることと、フレームの損傷を防ぐために、できるだけ左右対称に張っていきます。

  • 縦糸を張り終わった写真です。マッスルパワー(MP)の場合、11番が、26番ではなく、25番とつながることに注意して下さい。

  • 赤の矢印がロングサイド、黄色の矢印がショートサイドです。



■ 横糸の張り方 ■
  • ショートサイドのストリングに注目します。
    左側(Left side)の25番から出ているストリングを、L24(左側24番目)に通し、R24(右側24番目)に向かって横に引いていきます。(もちろん、縦糸をかいくぐるように横糸をジグザグに通していきます。)
  • 横糸はテンションを「」か「」ぐらい強くします。横糸は片道ずつテンションを張っていた方が良いと思います。
  • ショートサイドのテンション(L24-R24)を張ったら、これから先はロングサイドを先に張っていきます。フレームの損傷を防ぐためです。


  • 下の写真の赤色のラインより左側がショートサイド、右側がロングサイドのストリングです。ロングサイドを規定のテンションで片道一本ずつ、最後まで張ります。(真ん中辺は少し強く張ってもいいかもしれません。)


  • ロングサイドを上まで張っていったら、最後に結びです。下の写真の赤色の矢印で示したところで結びます。結び方は「ストリングの結び方」を参考にして下さい。
  • ロングサイドが終わったら、次はショートサイドです。ショートサイドは、ラケットの首もとに向かって29番まで張っていき、最後に結んで終わりです。


  • アドバイスです。たまにストリングの通りにくいグロメット(穴)があります。ストリングを斜めに切ったり、ラジオペンチなどで1mmぐらいずつ根気よく押し込むと、入っていきます。それでも駄目な場合は、千枚通しなどを穴に刺して穴を広げます。


  • 下は、張り終わったラケットの写真です。最後に余分なストリングをペンチや挟みなどで切断して終わりです。
  • 一般的には首もとのショートサイドの張り方は写真のようにしますが、「ヨーロピアン方式」などと呼ばれる張り方もあるようです。 (最後の29番を跳ばして30番を張るみたいですが、私はよく知りません。)



■ ストリングの結び方 ■
  • 下のイラストはバドミントンの結び方の一つです。
  • エイトノットという縛り方と聞いたのですが、実際のヨットなどで利用するエイトノットとは少し異なる気がします。
  • 図の通り、ストリングを絡めたら、最後によく引き締めるのですが、引き締める方向は矢印の通り、フレームの外側に向かって引いて下さい。こうすることで、できるだけたるみのない引き締めができます。


  • 左は、テニスの結び方です。一応、載せておきました。